アメリカに養子に出されクラブのガードマンとして働く用心棒が韓国のアームレスリングのチャンピオンを目指す話。
DVDのパッケージを見たときに、太ったおじさんが何の格闘技するんだろか??と思ったらアームレスリングでした。
思った以上に面白かった!
スポーツ映画で用心棒がプロスポーツでのし上がるといえば『ロッキー』ですが、もちろん本編中でも言及されており、映画の基本に忠実なしっかりした脚本で楽しめました!
脚本の良さはありますが、それ以上にキャラクターが魅力的。
無骨、無表情だけど力があって頼りになるマ・ドンソク演じる主人公のマーク、口達者で信用ならない弟分、イケメン好青年で韓国No1アームレスリングチャンピオン、金に汚い敵役の社長など見てて飽きない!
過剰演出ともとれるキャラクターの濃さは韓流映画の良さだなぁ。
『ロッキー』ベースのスポ根ものなのですが、戦う理由が金、名声、恋人じゃなくて自分の信念というところが現代風だなぁと思います。もう一つ、昨今多用されるあるテーマが含まれてあるのですが、ぜひ本編で!