理系研究者兼プロカメラマが人生が前向きになるような情報を心理、哲学などの分野から発信しています。

2014年11月12日水曜日

『シュガー・ラッシュ 』(2012)

event_note11月 12, 2014 editBy kphoto0823

ゲームの悪役のラルフがヴァネロペを通してあるべき自分を探すアニメーション
とうとう見ました!

ディズニーにゲームキャラか~~、しかもAKBが歌。。
って懸念してたけど…

めっちゃ良い!!!
いいところいっぱいあるけど大きく3つ!

1.ありたい自分像に対する答え
  冒頭でザンギエフがそれらしい"答え"を言うんだけど、ラルフにはまだわか
  らない。実人生でいくらセミナー受けて説教されても身に沁みないのと同じ。
  自分で考え、行動することでその答えを掴むという過程はどんな人でも
  共感できることだと思う。

2.ピクサー仕込みの匠な演出
  メントス+コーラ火山はお菓子の特性を生かした演出であり、
  疎外されたヴァネロペの象徴でもあり、ラストの"あの演出"でもある。
  テンポよく進むストーリーを重厚にするピクサー仕込の演出はホント
  凄い。。。

3.ゲームキャラへの愛情
  ゲームおなじみのキャラクターが随所に出てきます!後からまとめサイトを
  見て、こんなの出てたっけ??っていうほど。各キャラクターの表現も
  丁寧でキャラクターへの愛情を感じました。個人的にはメタルギアの「!」が
  グッときました。

ありたい自分像に対する一つの答えとして十分な説得力あると思います。
人生、仕事、家族、夢など、普遍的なテーマを語るのに、同じく色あせないアニメーションという手法が実に効果的に働いていると感じました。ディズニーしかり、大人でも絵本、童話なんかに感動するのはそこに普遍的な答えがあるからじゃないでしょうか。
万人にオススメできる作品だと思います!