■『ブランド構築の7要素』の元ネタは?
いつも楽しく勉強させて頂いてる。
『中田敦彦のYouTube大学』のサブチャンネル『中田敦彦の2nd YouTube』で取り上げられていた『ブランド構築の7要素』
色々と調べてみると元ネタがこちらのようです。
”All communities are designed with seven(7) key elements that create, drive and sustain that community.”
"すべてのコミュニティは、そのコミュニティを創造、推進、維持する上で7つの主要な要素で設計されています。"
もう少しいうと、この7つの要素があればそのコミュニティーがより強固なものになると言えるわけです。
1.Creation Story (ブランドが作られたストーリー)
自分がなぜそのコミュニティーを作るに至ったストーリー?
自分が何を信じているかこと?
3.Icons(象徴)
一目見ただけでそのブランドとわかるものがあるか?
4.Rituals(儀式)
定期的にコミュニティーと繋がる手段があるか?
5.Lexicon(特定の言語)
そのコミュニティーでしか通じない言語があるか?
6.Non-believers(信じない人)
コミュニティーを受け入れない人達がいるか?
7.Leader(リーダー)
そのコミュニティーを率いるリーダーがいるか?
動画ではDaigoさん、中田敦彦さん、鴨頭嘉人さん、Dan Lokさんが取り上げられていました。
最近だと"NHKから国民を守る党"の立花孝志さんも7つの要素に当てはまるのではないかと思います。
■『ブランド構築の7要素』をAppleで考える。
動画の中では7.Leaderとしてスティーブジョブズが挙げられているので、Apple好きコミュニティーを例にとると
1.Creation Story (ブランドが作られたストーリー)
スティーブ・ジョブズがAppleを創設するまでのストーリー
2.Cread(信条)
3.Icons(象徴)
Appleのロゴ
4.Rituals(儀式)
製品発表会
5.Lexicon(特定の言語)
"i" , "mac"という言葉だけでイメージするもの
6.Non-believers(信じない人)
windowsを使う人
7.Leader(リーダー)
スティーブ・ジョブズ
■『ブランド構築の7要素』をコミュニティーに入る側から考える。
コミュニティーに入る側から考えると7つの要素の中でも最初に重要とされるのが以下の2つではないでしょうか。
1.Creation Story (ブランドが作られたストーリー)
2.Cread(信条)
"コミュニティーが作られたストーリーに感動した"
または、
"自分の信条と一致している"
という動機が無ければ、コミュニティーに入りたいと思わないはずです。
次に以下3つ
3.Icons(象徴)
4.Rituals(儀式)
5.Lexicon(特定の言語)
これらの要素を用いてコミュニティーを維持、推進させます。
6.Non-believers(信じない人)
さらにコミュニティーを強固にするために、自分たちの理想を邪魔する敵を作ります。
7.Leader(リーダー)
そのリーダーは1~6まですべてを自分のものにした人物である必要があります。
中田さんはストーリーと信条が弱いと言われていましたが、記事を読まれた方はどの要素が強く、どの要素が弱いでしょうか?
ブランド、コミュニティー作りのきっかけになれば幸いです!
■オススメ書籍
以下はマーケティング関係の著書ですが、ブランディング、コミュニティー構築で、最初に重要な以下2つの要素を効率良く伝達することに役立つと思われます。宜しければぜひ!
1.Creation Story (ブランドが作られたストーリー)
2.Cread(信条)
『ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則』