等身大の人形を愛してしまった青年の話。
人形との恋愛というコメディー色の強いテーマですが、
主人公ラースの成長と彼を支える街の人達のやさしさに
温かい気持ちにさせられました。
コミュニケーション下手だけど、やさしいラースの奇妙な行動に
どう接したらいいかわからない街の人。
そんな中、神父が
「神ならどうするか考えましょう」
と諭した言葉が印象的。
主人公ラース役のライアン・ゴズリングは
自分の知ってる「ドライブ」のタフガイっぷりと全然違うけど、
虚ろな目は変わらない演技派でした。
社会の偏見、他者を受け入れること、そもそも人間性って?
など、色々なことを考えさせれる良作でした。